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はじめに:この記事は、あなたの「お守り」です

こんにちは。「LIFE WITHOUT FRIENDS」の管理人です。
このブログは、「友達がいない人生」をどう楽しむか、どう豊かに過ごすかをテーマにしています。

一人の時間は、誰にも邪魔されない自由で穏やかな時間です。私自身、その時間を心から愛しています。
でも、そんな日々の中でも、ふとした瞬間に強い孤独を感じたり、人間関係のわずらわしさとは別の「漠然とした不安」に襲われたりすることが、誰にでもあるのではないでしょうか。

「友達がいない」ことは、決して悪いことでも、恥ずかしいことでもありません。しかし、社会で生きていく中で「悩み事を相談できる人がいない」「このつらさを自分一人で抱えるしかない」と感じてしまう瞬間は、確かにあると思います。

そんな時、無理に「ポジティブにならなきゃ」「一人で解決しなきゃ」と自分を追い込む必要はまったくありません。

世の中には、あなたのその苦しさや孤独感を真摯に受け止め、専門的な立場でサポートしてくれる場所がたくさんあります。 この記事は、そんな「いざという時に頼れる場所」を知っておくための、あなただけのお守りとして作成しました。

ここで紹介するのは、国(厚生労働省など)や、長年活動を続けている信頼されたNPO法人、公的な研究機関など、私たちが安心して頼れる「権威性の高いサイト」ばかりです。

今すぐ必要なくても、「こんな場所があるんだな」と頭の片隅に置いておくだけで、心が少し軽くなるかもしれません。
あなたの心が少し疲れてしまった時に、このページが帰り着く港の一つになればと願っています。

【目的別】信頼できる相談窓口・情報サイト

「今すぐ誰かに話を聞いてほしい」「まずは情報を集めたい」「仕事の悩みが限界」など、あなたの状況に合わせて探せるよう、目的別に分けてご紹介します。

1. すぐに話したい・チャットで相談したい方へ

「とにかく今、このつらさを聞いてほしい」「電話やチャットで匿名で相談したい」という時に、すぐに頼れる窓口です。

よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)

「よりそいホットライン」は、どんな悩みでも、誰でも、24時間無料で相談できる電話窓口です。運営しているのは、国(厚生労働省)の補助金事業として活動している信頼できる団体です。

「暮らしの困りごと」「心の悩み」「DVや性暴力」「外国語での相談」など、あらゆる悩みに専門の相談員が対応してくれます。「何から話していいか分からない」という状態でも、ただあなたの話に「よりそって」くれる場所です。

公式サイト「よりそいホットライン」へ

あなたのいばしょ(NPO法人)

「あなたのいばしょ」は、24時間365日、年齢や性別に関わらず誰でも無料で利用できるチャット相談窓口です。「電話は緊張してしまう」「声を出して話しづらい環境にいる」という方でも、スマホ一つで、今すぐ相談できるのが最大の強みです。

「死にたい」「消えたい」といった深刻な悩みから、「ただ何となくモヤモヤする」といった日常のささいな悩みまで、どんな内容でも受け止めてくれます。相談員もボランティアではなく、専門の研修を受けた方々が対応されているので安心です。

公式サイト「あなたのいばしょ」チャット相談へ

一般社団法人 日本いのちの電話連盟

「いのちの電話」は、日本で最も歴史のある電話相談窓口の一つです。絶望や深い孤独の中にある人の「最後の砦」として、長年にわたり活動を続けています。

経験豊富なボランティア相談員の方々が、あなたの声にじっくりと耳を傾けてくれます。電話だけでなく、地域によってはチャットやメールでの相談も実施しています。「もうどうしようもない」と感じた時、あなたの声を待っている人たちがいます。

公式サイト「日本いのちの電話連盟」へ

2. 国の公式な情報を知りたい方へ

「自分のこの状態は、もしかして病気?」「国はどんなサポートをしてくれるの?」と、まずは客観的で正しい情報が知りたい時に役立つ、国の公式サイトです。

まもろうよ こころ(厚生労働省)

これは厚生労働省が運営する、メンタルヘルスや自殺対策に関する公式のポータルサイト(総合案内所)です。国が発信する情報なので、何よりも信頼性が高いのが特徴です。

「心が疲れているサイン」や「家族や友人の悩みにどう対応したらよいか」といった基本的な知識から、全国の相談窓口のリストまで、幅広くまとまっています。情報が整理されていて見やすいので、まず全体像を知りたい方におすすめです。

公式サイト「まもろうよ こころ」へ

孤独・孤立対策(内閣官房)

これは、日本政府(内閣官房)が中心となって進めている「孤独・孤立対策」の公式サイトです。「孤独」が個人の問題ではなく、社会全体で取り組むべき重要な課題であると国が認めている証でもあります。

「あなたはひとりじゃない」という力強いメッセージと共に、孤独を感じた時に使える支援制度や相談窓口を自動で探してくれるチャットボットなどがあります。「友達がいない」ことに罪悪感や不安を感じている方に、ぜひ一度見てほしいサイトです。

公式サイト「孤独・孤立対策」へ

3. 仕事や職場の悩みについて相談したい方へ

心の不調の原因が、明らかに「仕事」や「職場」にあると感じている方も多いと思います。そんな時に頼りになるのが、働く人のメンタルヘルスに特化した窓口です。

こころの耳(厚生労働省)

こちらも厚生労働省が運営するサイトですが、「働く人」のメンタルヘルスに特化しているのが特徴です。「まもろうよ こころ」が一般向けだとしたら、こちらはビジネスパーソン向けです。

「パワハラを受けている」「長時間労働で心身ともに限界」「ストレスチェックで高ストレスと出た」など、具体的な仕事の悩みに関する情報や、専門の相談窓口(電話・メール・SNS)が充実しています。事業者向けのコンテンツも多いですが、労働者として自分の心を守るために知っておくべき情報が満載です。

公式サイト「こころの耳」へ

4. 専門的な情報や、地域の相談先を探したい方へ

「カウンセリングを受けてみたい」「自分の住んでいる地域の専門機関はどこ?」と、一歩進んだ具体的なアクションを考えている時に役立つサイトです。

一般社団法人 日本臨床心理士会

「臨床心理士」は、心の専門家として高い信頼性を持つ資格です。このサイトは、その臨床心理士の方々が所属する全国組織の公式サイトです。

このサイトの「臨床心理士に出会うには」というページでは、全国のカウンセリングセンターや相談機関を検索できます。「ちゃんとした専門家に相談したい」と考えた時に、まずこのサイトで信頼できる相談先を探すのが確実な方法の一つです。

公式サイト「日本臨床心理士会」へ

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター

日本の精神医学や脳科学研究のトップ機関の一つです。「うつ病」や「発達障害」「依存症」など、さまざまな心の病気について、科学的根拠に基づいた最新の、最も信頼できる情報が発信されています。

内容は専門的で少し難しい部分もありますが、「ネットの怪しい情報に振り回されたくない」「病気について正確な知識が欲しい」という時には、このサイトの「精神保健研究所」や「病院」のページを調べることを強くお勧めします。

公式サイト「国立精神・神経医療研究センター」へ

全国の精神保健福祉センター(こころの健康相談統一ダイヤル)

精神保健福祉センターは、各都道府県や政令指定都市に必ず設置されている「公的な」心の相談機関です。言わば、地域の「心の保健所」のような場所です。

このサイト(厚労省のページ)から、全国共通の電話番号(0570-064-556)にかけると、あなたの住んでいる地域のセンターに自動でつながり、電話相談ができます。匿名でも可能で、本人だけでなく家族からの相談も受け付けています。地域に密着した、公的な支援の第一歩として最適です。

公式サイト「こころの健康相談統一ダイヤル」へ

NPO法人 東京メンタルヘルス・スクエア

こちらも長年の実績がある、信頼できるNPO法人です。特に「こころのほっとチャット」というLINEやWebからのチャット相談が有名です。

専門のカウンセラーが対応してくれ、若者の悩みや、より日常的な「モヤモヤ」にも親身に寄り添ってくれます。「よりそいホットライン」や「いのちの電話」と並んで、「チャットで相談したい」と思った時の有力な選択肢の一つです。

公式サイト「東京メンタルヘルス・スクエア」へ

おわりに:自分のペースで、上手に「頼る」選択肢を

ここまで、10個の信頼できるサイトや窓口を紹介してきました。
たくさんの情報を一度にお見せしましたが、今すぐこれら全てを使う必要はまったくありません。

ただ、あなたに知っておいてほしかったのは、「あなたは決して一人ぼっちではない」ということ、そして「いざという時に頼れる選択肢が、こんなにもたくさんある」ということです。

「友達がいない」からといって、悩みを全て一人で抱え込む必要はありません。
つらい時に誰かや公的な機関を「上手に頼る」ことは、弱さではなく、自分を大切にするための非常に賢明な「技術」であり「強さ」です。

このブログ「LIFE WITHOUT FRIENDS」は、これからも「一人の時間を楽しむ」ための様々な方法を発信していきます。
でも、もし楽しむ余裕もないほど心が疲れてしまったら、どうかこの記事を思い出してください。

あなたのペースで、あなたらしい人生を歩んでいくための一助として、この記事が役立てば、これ以上嬉しいことはありません。